新型コロナ 1月中旬から感染拡大

新型コロナ感染拡大の第6波は、日田市では1月13日からはじまり、新規感染者が25人を超える日が4日続いています(グラフのとおり)。
日田市の新規感染者は、軽症または無症状ですが、専用病床の空きが少なく、宿泊療養施設は約30室が満室です。市内の専用病床は43床(済生会病院、中央病院、岩里病院)、宿泊療養施設が35室(みくまホテル)です。今後、軽症または無症状の感染者は、自宅療養となります。

大分県におけるPCR等検査実施人数と患者の状況(2月2日現在))

人口10万人あたりの新規感染者は、13日連続で過去最多を更新しています。
2月2日、新たに7件のクラスターが確認されました(別府市内の高齢者施設、中津市内の幼児教育・保育施設、大分市内の幼児教育・保育施設、杵築市内の事業所、別府市内の幼児教育・保育施設、大分市内の幼児教育・保育施設、中津市内の高齢者施設)。

3回目のワクチン接種 1月31日から始まる

日田市の3回目ワクチン接種は、65歳以上の高齢者で2回目接種後6カ月を過ぎている方の集団接種が1月31日から始まっています。すでに2月中の予約は埋まっており、接種券が届いた方から電話とインターネットで予約を受け付けています。
市は65歳未満の方のワクチン接種券の郵送を、65歳以上の方の接種の進み具合を見て行うとしています。

無料で抗原検査を受けられる施設は市内で5カ所

誰でも無料で抗原検査を受けられる施設が、市内では5カ所あります(表のとおり)。予約が必要ですので、電話で各薬局にお問合せの上、検査を受けてください。
また、市は幼児教育・保育施設に新型コロナ検査キット430回分をすでに配布。その後、各施設が必要な分を市が順次、配ります(在庫は約1,000回分)。高齢者施設は、県が直接配布しています。

ワクチン3回目接種の加速化、検査の拡充、医療機関への支援が必要

日本共産党は、ワクチン3回目接種の加速化や重点的な検査と大規模検査の拡充、医療機関全体への支援強化を国に求めています。とりわけ、いまある検査能力を、高齢者施設、医療機関、保育園、学校などへ重点的に投入することが急がれます。